BURIAL

納骨の準備と、当日の流れ

ご葬儀が終わると、次に考えるのが納骨です。富山のお墓は地上に納骨室がある独特のかたちで、骨壺も全国より大きめです。納骨の日を迎える前に確かめておきたいことと、当日の流れをまとめました。

納骨の時期

納骨の日に決まりはありません。よく選ばれるのは次の節目です。

時期どんな日か
四十九日亡くなってから七日ごとに営む法要の、最後の日。もっとも多く選ばれます。
百か日亡くなってから100日目の法要。「卒哭忌(そっこくき)」とも呼ばれ、悲しみに区切りをつける日とされます。暮らしが落ち着くこの時期をすすめるお寺様もいます。
初盆(新盆)亡くなってから初めて迎えるお盆。
一周忌亡くなってから1年目の法要。

新しくお墓を建てる場合や、修理が必要な場合は、工事の期間も考えて日を決めましょう。

納骨する場所

お骨を納める場所は、ご自身の家のお墓だけではありません。親族のお墓(名字が違っても納められることがあります)、お寺や公営の納骨堂、自宅でお骨を供養する手元供養、海などへの散骨といった選び方もあります。

必要な書類:埋葬許可証

納骨には「埋葬許可証」が必要です。火葬のときに役所から交付される火葬許可証に、火葬場で火葬済みの印を押してもらったものが埋葬許可証になります。納骨の日まで(または当日)に、墓地や納骨堂の管理者に提出します。地域の共同墓地などでは求められないこともあるので、管理者に確かめておくと安心です。

納骨の前に、お墓を確かめる

しばらくお参りしていなかったお墓は、納骨の前に一度見ておくと安心です。

01

骨壺が入るか

富山の骨壺は高さ30cm前後、幅20cmほどと全国でも大きめです。納骨室に新しい骨壺を置く場所があるか確かめましょう。いっぱいの場合は、古いお骨を土に還す方法もあります(下記)。

02

傾いていないか

少し離れた正面から見て、上下の石の縦の線がまっすぐそろっているかを見ます。線がずれていたら、傾いているサインです。

03

骨壺が変色していないか

骨壺の下の方が変色しているのは、納骨室に水が入っているサインです。防水の工事で水の入り込みを防げます。

04

目地が残っているか

石と石のすき間をふさぐ「目地」が切れると、そこから水が入ります。水は凍ると体積が約1割ふえるため、すき間で凍ると石を内側から割ってしまうことがあります(凍害)。雪の多い北陸では特に大切な部分です。

05

文字の色

お墓に刻んだお名前は、ご存命の方は朱(赤)、亡くなった方は黒で色を入れるのが一般的です。納骨の日までに、朱から黒に塗り替えておきます。

06

墓誌の彫刻

墓誌がある場合は、納骨までに法名(戒名)、命日、行年(亡くなったときの年齢)、俗名を彫るのが一般的です。

07

ろうそく立てや花立て

壊れた金具は、ステンレスの金具に取り替えられます。雨や風でろうそくの火が消えにくい、屋根つきの香炉に替える方法もあります。

08

汚れ

磨いた石の水あかや汚れは、早めに落とすほどきれいになります。落ちにくい汚れや苔は、石を傷めないよう石材店に相談してください。

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納骨室がいっぱいになったら

富山のお墓では、納骨室がいっぱいになると、古いお骨から土に還す方法がとられます。お骨を細かくして、納骨室の中の土の部分に納め、不要になった骨壺は決まりに従って処分します。どのお骨から還すかは、ご家族やお寺様と相談して決めましょう。

墓まもりのお墓は、骨壺を置く棚の下に広い埋骨スペースを設けています(お墓の工法)。

納骨式の当日の流れ

  1. 事前に書類を出す埋葬許可証を墓地の管理者に提出しておきます。
  2. 自宅や会館でお参りお寺様にお勤めいただいたあと、お墓へ移動します。
  3. お墓で納骨お寺様の読経のなか、ご家族が骨壺を納骨室に納めます。骨壺は覆いの布や箱から出し、法名(戒名)が書かれた面を正面に向けます。
  4. お布施をお渡しするお寺様がすぐお帰りになる場合は納骨式のあとに、会食をご一緒する場合は会食のあとにお渡しするのが一般的です。

お供え物

納骨式では、白いろうそく・線香・お花を用意します。新しくお墓を建てたときや改修したときの開眼供養では、朱のろうそく、お酒、紅白のお餅、塩、海の幸(昆布・寒天・するめなどの乾物)、山の幸(大根・ごぼう・にんじんなど)をお供えすることもあります。お花の水やライターも忘れずに。お供え物は墓石の前の台に置き、のりきらないものは箱に入れて足もとに置くのが一般的です。考え方はお寺様によって違うので、事前に確かめておくと安心です。

新しいお墓の開眼供養
新しいお墓の開眼供養

お布施

お寺様には「御布施」のほか、会食をなさらない場合の「御膳料」、来ていただいた交通費としての「御車代」をお渡しすることもあります。金額はお寺様とのお付き合いによって違うため、迷ったら親族やお寺様に確かめてください。

墓まもりのお手伝い

墓まもりで建てたお墓では、ご予定が合えば、完成後の納骨式に立ち会い、納骨のお手伝いやお寺様へのご挨拶もいたします。墓石の文字の色入れ、墓誌の彫刻、金具の交換、目地の打ち直しなど、納骨前の準備もご相談ください。

納骨のよくあるご質問

Q. 納骨はいつまでにしなければいけませんか?
決まりはありません。四十九日に合わせる方が多いですが、百か日、初盆、一周忌などに行うこともあります。お寺様とご家族のご都合で決めて大丈夫です。
Q. 四十九日の納骨に、新しいお墓は間に合いますか?
墓まもりでは、お問い合わせから完成まで最短で49日ほどです。石の種類や墓地の条件で変わるため、ご葬儀のあとできるだけ早くご相談ください。
Q. 納骨は誰がするのですか?
納骨そのものは、お寺様ではなくご家族が行うのが一般的です。重い石を動かす必要があるお墓もあるため、石材店に頼むこともできます。墓まもりで建てたお墓では、納骨のお手伝いを承っています。

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